どうもこんにちは! Terryです!
今回も前回に引き続き、フローリング床のお手入れについて綴っていきます!
ワックスは床表面の保護を目的として塗布するのですが、ワックスの状態によってお手入れ方法を考えないといけません。
そして…紙や木の粉を固めたフローリング材についても触れていきますね。
続・フローリング床! 普段のお掃除方法はどうしています??
前回のワックスが塗られている木製フローリング床の続きから…
最近LDK(リビングダイニングキッチン)が増えてきていますね。
掃除屋である僕は、実はLDKでワックスを塗られている床を見ると複雑な気分になります。
お掃除大変だなぁ…と。。。
キッチンでお料理をすると油煙とともにお部屋に油が拡散します。
そして床についた油を、歩くことによって足の裏でさらに広めてしまうわけです…
油は水で分解できないのでどうしても油用洗剤(アルカリ性洗剤)を使ってお掃除したくなりますが、ワックスはアルカリ性に弱くて、はがれやすくなったり溶けたりしてしまうんです!!!
中性洗剤だと洗浄効果はそれほど強くありませんし、油汚れは簡単に落ちないでしょう…
僕の頭をよぎるのは、油のベタつきが落ちないのではがれを覚悟でアルカリ性洗剤で床を拭く→ワックス表面が溶けて見栄えが悪くなる→ワックスをはがす必要が出てくる…という悪循環でしょうか…
掃除屋はワックスをはがす作業を”ワックス剥離”と呼びますが、なかなかりすくがある大変な作業となります。
いつかは、定期的にワックスをはがして新しくワックスの皮膜を作っていくのか、一度ワックスをはがしてしまいそのままの状態で生活していくのか、どちらかを選ぶことになると思います…
上の写真のフローリングは木目模様が見えますが、実は紙を固めたものの上から木目柄のビーニルの皮膜で覆ったたエコ系のフローリング材です。
近くで見ると表面に細かい凹凸があり、今までのフローリング材と比べるとなにか違和感を感じます。
表面には汚れ防止加工があり、ワックスを塗る必要がないフローリング材になります。
いわゆる”ノンワックスの床”です。
こちらの床材は表面に凹凸がなく木目も見えますが、上の床材と同じく紙を固めた上からビニールの皮膜で覆った”ノンワックス”の床材です。
正直なところ、”ノンワックスの床材用のワックス”なるものも存在しているんですけどね…汗
僕は、ノンワックスの床材にはワックスを塗らないのがベストだと思っています。
従来の木製のフローリング材は、7分以上の液体を放置は危険とされてきました。
この紙や木の粉を固めたエコ系の床材は、液体を3分放置したらNGだと思います…
目地から水分を吸収して膨れてきます…
液体をこぼした場合には、すぐに拭き取ることが必要ですね。
普段のお手入れは、掃除機→紙モップでいいでしょう。
紙モップで取れない汚れがついてきた場合には水拭きが必要になりますが、固く固くしぼったタオルで水分に気をつけながら水拭きしてくださいね!
最後に番外編を…
上の写真の床材は、フローリングの模様をしていますが実はクッションフロアです(笑)
指で押すと弾力があって少しへこむ特徴があります。
フローリングに比べると水分に耐性がありますね♪
ただし、上からものを落としたりしてしますと簡単に穴があきます…
もし写真のように少し凹みができたならば…
ドライヤーの熱であぶってみると、凹みが目立たなくなる場合があります!
ただしあぶりすぎると、餅みたいに膨れあがる場合もありますので、注意してみてくださいね!!
最後に…
数回にわたって、基本的なフローリングのお手入れ方法を書いてみました。
自分で書いてみて出た結論は…
フローリング床のお手入れは水分に注意が必要!!ということです(笑)
なんかえらく引っ張っちゃいましたね…
お掃除の参考になりましたでしょうか…
どうもありがとうございました!!