どうもこんにちは！ Terryです！
今日は大工さんが新しくフローリングを張り替えた現場に顔を出したのですが、はみ出したボンドがそのまま乾いてしまっていて、どう施工してよいものか頭を抱えてしまいました…
取れないのです、ウレタンボンド…泣
では今回も前回に続きトイレのおそうじについて、綴っていきます。
トイレの壁面の汚れには？
もし男性がいる場合、おしっこが壁面に飛び散っていることも考えられます。
あとは、ホコリでしょうか。
材質で施工法を書いていきますね♪
壁面がタイルの場合
いらなくなったボロ布に、水を含ませて中性洗剤をつけ拭いて汚れを落としてください。
もし床もタイルで、床自体に排水口があるならば水を流すことができますので、壁面のタイルから水をかけることができます。
最後の水気を拭き取り、足元が滑らないようにしてくださいね。
トイレ用洗剤に多い酸性洗剤ですが、タイルでの使用はあまり勧められません。
タイルとタイルの間の目地は、酸性に弱く溶けてしまうからです。
タイルでの酸性洗剤の使用頻度が高いと、そのうち目地が溶けてなくなり、床の場合ですと水漏れの恐れも出てきます。
酸は、コンクリートや石の表面など無機質なものを溶かしますし、注意が必要ですね。
トイレに流せる紙製のクリーナーの使用には、タイルは向いていますね。
壁面がビニールクロスの場合
クロス＝壁紙という概念で進めますね。
トイレで使われるクロスは、表面がビニールで加工してあるものが多いのではないかと思います。
無加工の和紙の壁紙などだと、水がついてもシミになりますし手出しは不可能だと思います…汗
表面がビニール加工してあるクロスを前提として書きますと、クロス汚れを取るには水を含んだタオルに住居用中性洗剤か弱アルカリ性洗剤をつけ、拭き取るのが鉄板です。
酸性洗剤はクロスの表面を侵してしまいますし、塩素系洗剤だと後々緑色に変色のおそれがあります。
いらなくなったタオルの切れ端で拭き上げ、最後に捨てるかのが一番手間いらずかもしれません。
トイレに流せる紙系のクリーナーは、クロス拭きには不向きでしょう。
クロスの模様で凹凸の激しいものには、柔らかい歯ブラシを使うのも手ですね。
毛の先端でやさしく汚れを掻き出せます。
壁面がしっくいの場合
最近、トイレでしっくいを使うケースが増えてきていますね。
表面は非常にデリケートなものです。
少しの汚れなら、消しゴムで少しずつやさしくこすってみてください。
消しゴムで汚れが落ちないならば、住居用中性洗剤をつけてやさしくとんとんとたたいてみてください。強くこすると、こすった方向に傷がつき跡が残ってしまいます。
もし僕が一般のお宅にハウスクリーニングにいき、中性洗剤で汚れを落とせなかった場合、お客様には汚れを落とせない旨を伝えます。
が……
…ここから先は参考までで、絶対に試さないようにお願いします…
僕自身も、実際施工はしていませんので責任は取れません…
もしシミ汚れならば、漂白剤という手があるかもしれません。
効果のやさしい酸素系漂白剤ならば、シミを薄くできるかもしれません。
酸素系漂白剤といえば、洗濯の時に使う漂白剤が多いですね。
原液のまま使うのは、怖いと思います。
酸素系より強い漂白剤といえば塩素系漂白剤ですが、しっくいに使えるかどうかは未知数です。
クロスに使うと、強アルカリ性のせいか表面を荒らし変色させることが多いです。残留成分も危険ですし、しっくい自体に吸い込むことも考えられるので使うのはNGかなと思いますね。
もしなにがなんでも消したいというのであるならば、目の細かいサンドペーパーで削るという方法があります。
あとは薄めたクエン酸を綿棒の先につけて、しっくいを少し溶かして汚れをなくす手もありますね。
この二つに関しては、自己責任でお願いします。
建築関係の人間に聞くと、しっくいに塗れる塗料が存在するらしいです。
全面に塗ることになると思うのですが、ローラー塗布の場合重なって塗った部分が色ムラにならないか心配です。
あとは、湿気を吸うというしっくい自体の性質が、塗料を上から塗ることで無くなるかもしれませんね。
しっくい壁をきれいに保つには…お財布にはやさしくありませんが、定期的に上からしっくいを塗りなおす！ということなのかもしれません。
最後に…
今回は、くどく書いてしまいましたね…
お役にたちましたでしょうか…
次回もトイレのおそうじについて綴ります。
どうもありがとうございました！