どうもこんにちは! Terryです!
今回は、水道水に含まれる成分が原因でできる”水アカ”の落とし方について綴って行きます。
陶器製の洗面台のボウルの水アカを例に、落としていきますよ♪
水アカ汚れを落すには、酸の力を使う!
”水アカ”を落とすには、軽い汚れを落とす中性洗剤ではなく、油汚れに効果があるアルカリ性洗剤でもなく…”酸性洗剤”が有効です!!
ぶっちゃけ洗剤でなくても、酸性をしめすものなら、優しい効き目の場合もありますが効果がありますね。
例をあげてみると、”酢” ”クエン酸” ”ビネガー”などですね。
今回僕が水アカを落とすのに使うのは…
塩酸が入っていて、酸性洗剤であるサンポールです!!
安い上に手軽に買えるので、僕は気に入っています♪
洗面台のボウルの水アカを落とすには?
今回は陶器製の洗面ボウルで実践します♪
樹脂製やプラスチック製の洗面台では、酸性洗剤を使うことで色が抜けてしまう場合があります!!
樹脂製品では酸性洗剤を使わないでください!
まずはじめに、排水口に水がかかるくらいの量の水を出し続けてください。
これから酸性洗剤を使うわけですが、金属って酸に弱いんですよね…
サビの原因になります。。
水を出して金属部分に水が当たり続けるようにすることで、金属への酸の影響をなるべく少なく…ということです。
次に水アカが気になる部分にサンポールを塗って少し置きます。
たまごが腐ったような独特なニオイがしてきたら、酸が水アカを溶かしている証拠です!
そういえば学生の頃、理科の実験でこのニオイを嗅ぎましたよね(笑)
少し時間を置いたら水をかけて洗剤分を流し、スポンジでこすっていきます。
今回は水アカのザラザラ感が強かったので、研磨剤がはいった茶色のナイロンたわし”スコッチブライト”でこすりました。
正式には削った…といったほうが正しいかもしれませんね。
僕が使った茶色のスコッチブライトは、業務用なので入手しにくいかもしれません。
上の緑のスコッチブライトは、ホームセンターでも入手できますよ♪
ただし、、、プラスチックなど柔らかい素材で使用しますと、細かいキズがついてツヤがなくなります…
研磨剤が入ったスポンジを使う場合は、対象となる素材を考えて使うのがいいですよ~。
陶器やお鍋のコゲ落としには、力を発揮してくれます♪
キツイ水アカを削る場合、1000番以上の目の細かい”耐水ペーパー”でこするという手もあります♪
今回僕は、2000番の非常に目の細かい耐水ペーパーを使いました♪
地域によっては、まるで石の成分が蓄積したのか…と思うくらい水アカがたまる場所もあると思います…
酸と耐水ペーパーの併用じゃないと、水アカを除去できない場合もあるんですよねぇ。。。
最後に…
「水アカを落とすには酸を!!」というのは、清掃業界に入った最初に習いました。
場合によっては、水で薄めた塩酸を使う場合もあります。
塩酸の濃度が濃いものを使った場合は…陶器表面の釉薬を溶かしてしまう場合があるので、気をつけないといけません…
なんでこんなことを書いたかと言うと、、、僕自身が塩酸濃度を間違えて、陶器の表面を溶かしたてしまったことがあるんですよね。。。
当時師匠に、目ん玉が飛び出るくらい怒られました…苦笑
あと、研磨剤が入ったスポンジや目の細かい耐水ペーパーでこすることを書きましたが、水アカを削るということに重点を置いたのであるならば、、、キッチンで使うクレンザーでこすってみるのもいいと思います♪
ただし、キッチン用のクレンザーはアルカリ性を示す液性なので、水アカを溶かしてくれる力は無いです。
僕ら掃除屋が使う業務用の洗剤を扱っている問屋には、酸性のクレンザーを扱っている場合もあるのですが、市販品では残念ながら見たことがないですね。。。
「酸の力を使って水アカを溶かし、こすって落とす」…これが水アカの落とし方です!!
もし「難しい…」とか「危険で怖い…」と感じた場合は、おそうじ本舗のような大手の業者に依頼して、一度水アカをキレイに落としてもらうのも一つの手ですよ!
もし何かあった場合も、大手の業者ならしっかりとアフターケアや対応をしてくれます。
一度キレイになると、その後の水アカの蓄積にも注意しやすいですよ~。
お掃除の参考にはなりましたでしょうか…
どうもありがとうございました!!