どうもこんにちは! Terryです!
今日はウチの会社の新人さんの掃除機を発注しました♪
僕の新人時代の時も、当時の師匠が同じように道具を発注してくれたと思うと、ちょっと感慨深いものがありますね。
今日から浴室のお掃除について綴っていきます。
浴室の汚れの種類は?
湯アカ
石鹼や人間の体から出る油脂と、水道水のカルシウムイオンが反応してできた物質で、俗に金属石鹼と呼ばれます。
乾いてしまうとなかなか落とせない汚れです。
軽い湯アカには弱アルカリ性洗剤を、こびりついた湯アカには弱酸性洗剤を、用途によって洗剤の使い方を変えます。
石鹼カス
一度浴槽を使うと、洗い場の床や浴槽のフチに必ずつく汚れです。
水分を帯びている状態ならこするだけで落ちやすいですが、乾燥してしまうとなかなか落ちなくなります。
油汚れ用洗剤のようなアルカリ性洗剤が効果的な場合もあれば、弱酸性洗剤で落ちる場合もあります。
水アカ
ドア下部や蛇口まわり、バスタブに手をかける所、エプロンカバーなどに付く白や灰色の固い石のような汚れです。
水のカルキ分など、ミネラルが固まったものです。
酸性洗剤が有効ですが、素材との兼ね合いが必要です。
カビ
水アカや石鹼カスといった栄養分が多い上に高温多湿なため、カビにとっては居心地の良い場所です。
ドアのパッキン、タイル目地、コーキング、天井、壁などに見られます。
塩素系漂白剤での漂白が一番有効ですが、酸性洗剤と混ぜない注意が必要です。
タイル目地のカビは落としやすいですが、ゴム質のコーキングの着色は完全には落ちない場合が多いですね。
栄養、温度、水分、酸素、この4条件のどれか一つを抑えれば、カビをかなり阻止できます。
もらいサビ
ヘアピンの放置などいろんな素材に付着するサビの汚れです。
井戸水の使用や水道管のサビから、浴槽が茶色く着色する場合があります。
無機質汚れのサビには酸性洗剤が有効ですが、材質との兼ね合いで中性のサビ取り剤を使いたいところです。
染毛剤のシミ
毛染めを行った場合、洗い場や壁面に付着してしまうことがあります。
なかなか落ちません。
塩素系漂白剤を塗り、ラップを上から貼り付け空気を抜いて時間を置くと、薄くなる場合があります。
入浴剤のシミ
FRP(ポリ)の浴槽や古くなったホーローに、入浴剤の染料が染み込んでしまう場合があります。
なかなか落ちません。
最後に…
今回は、お掃除作業前に汚れについて書いてみました。
アルカリ性洗剤を使う汚れ、弱酸性洗剤を使う汚れ、さらには中性洗剤に塩素漂白剤で漂白と、浴室は複合的な汚れが絡み合っていると考えてくださいね。
汚れを見極めれるようになると、浴室のお掃除の手間がずっと楽になります。
次は、素材の特性と洗剤の兼ね合いについて綴っていきます。
どうもありがとうございました!!