どうもこんにちは! Terryです!
そろそろ秋の長雨シーズンの到来でしょうか…
気温もまだ高い日がありますので、カビの発生に注意してくださいね!
今日も前回に続きトイレそうじについて綴っていきます。
便器下部のおそうじは?
便器の下部はホコリがついているくらいであるならば、いらないボロ布で水拭きでいいでしょう。
汚れがひどい場合は住宅用洗剤をつけ、洗剤拭き→水拭で仕上げてください。
便器を床に固定させるネジと、床とトイレ本体の際のおそうじをお忘れなく! 結構大事なポイントになりますよ。
便器下部の掃除には、トイレに流せるタイプの紙クリーナーを使うのもいいですね。
タオルかけ・ペーパーホルダー・入口扉
この三か所はそれほど汚れていなければ、水拭き仕上げで大丈夫です。
意外と汚れているのが、ペーパーホルダーです。
細かい紙の削れたホコリがたまってくるので、定期的におそうじしてみてくださいね♪
トイレの床のおそうじは?
便器の周辺は汚れていますので、念入りにおそうじしたいものですが、床材によっておそうじ方法も変わってきます。
使える洗剤、使ってはダメな洗剤、確認してみてください。
ビニール製クッションフロア
僕らはカッコウをつけて「シーエフ」と呼びます、、、
えぇ、ただクッションフロアの頭文字をとっただけですが…CF…
まず、ワックスが塗られていないクッションフロアからいきます。
クッションフロアは模様によって凹凸具合がバラバラですね…
凹凸の激しいものは、中性の住宅用洗剤をつけブラシでこすってからボロ布で水ぶきしてください。
凹凸具合の激しくないクッションフロアでしたら、ボロ布で洗剤拭き→水拭き仕上げでいいでしょう。
もしもクッションフロア自体にワックスが塗布されているならば、消毒殺菌を兼ねてのエタノール、弱アルカリ洗剤、塩素系漂白剤はつかわない方がいいです。
エタノールは溶剤の効果がありワックスを溶かしてしまう恐れがあります。
病院の床に白いしずくのような跡があったならば、消毒用のエタノールを落とした可能性がデカいですねぇ。
ワックスは亜鉛などの金属と樹脂が結びつき(金属架橋)ワックスの被膜を形成するのですが、アルカリ洗剤は金属架橋を破壊します。
ワックスの被膜自体を破壊してしまうということです…
塩素系漂白剤も製造の工程で強アルカリ性になっていますので、ワックスを溶かし剥がしてしまいます。
フローリング・木製床
木は水分に弱いです。水分をそのままにしておきますと、木材が吸収して腐ってきたり反りの原因になります。
固く絞ったタオルで水拭きがベストですが、汚れがひどい場合は住宅用中性洗剤をつけて洗剤拭きし、固しぼりのタオルで水拭きしてください。
水分での濡らしすぎは大敵です!
タイル
もし床に排水口があり水を流せる状態であるならば、ニオイを消す効果がある塩素系漂白剤が使えます。
薄めた塩素系漂白剤を塗り、そのあと水で流してください。
塩素系は酸性洗剤と混ぜないでください。有害な塩素ガスが発生します。
最後に滑らないように、水分を拭きあげるとなお良いですね!!
排水口が無い場合は、水で薄めた塩素系漂白剤をつけたボロ布で拭き、何度か水拭きを繰り返してください。
塩素系漂白剤は強い効果がありますが、皮膚を荒らしますのでゴム手袋を着用して作業してください。
キッチンでお茶碗などを漂白する際に、手に塩素系漂白剤がついてヌルヌルしたことがありませんか?
じつはあれ、手の表面が溶けてヌルヌルしているのです。
塩素系は使い方に注意が必要です!
黄ばみ汚れを落とすには、酸性洗剤を使うとよく落ちるのですが、酸性洗剤は無機物を溶かす作用があります。
つまりタイルの目地を溶かして傷めてしまうわけです。
なので、酸性洗剤の使用はあまりおすすめできませんね…
石材・大理石
石は、水分をそのままにしておくと吸い込んでしまいます…
酸性洗剤を使うと溶けたりシミを作り、アルカリ性洗剤を使っても変色したりやシミになる場合があります。
もし洗剤を使いたい場合は中性洗剤を使いましょう。
中性洗剤で洗剤拭き→固く絞ったタオルで何度も水拭き→空拭きで水分を完全に回収 で仕上げてください。
最後に…
もしトイレの入口の扉を開けて、ニオイが気になるのならば、次のことを確認してください。
・便器のフチに尿石はついていないか?
・壁面におしっこ汚れがついていないか?
・トイレ本体と床のすき間、固定ネジに汚れがたまっていないか?
5回に渡って綴ってきたトイレそうじについてですが、まぁこんなところでしょうか、、、
???と思うことがでてきたら、また改訂版を書いてみるかもしれません。
どうもありがとうございました!!