どうもこんにちは! Terryです!
今日、ある現場に顔を出しました。
で、一歩玄関からお部屋に上がると…「???」
足の裏がねちゃねちゃするような…床のワックスの皮膜に違和感を感じました…
ワックスをはがす必要がある状態だったので、写真をのせて解説していきますね。
ワックス被膜の異常…
足の裏の感触でマズい状態であるのがわかったので、すぐに写真を撮りました。
光が当たっている部分のツヤに、ムラがあるのがわかりますか?
そして、全体的に色が黒ずんでいる部分があるのがわかるでしょうか…
実はこれ、料理を作る際に出た油煙が室内に広がり、さらには歩くことで油が部屋中の床に広がってしまった状態です。
油がワックスの皮膜に浸透してしまい、被膜自体が壊れかかっています。
ねちゃねちゃ感は、油がしみ込んだワックスが犯人だったわけです…
キッチンの流し前は敷物がしいてあったらしく、そこだけ変色していません。。。
もしかして…と思い、濡れた指で床をこすってみたところ、まるで垢でも取れるかのようにワックスがはがれてしまいました…
完全に密着不良を起こしています。
油が浸透して、柔らかくなってしまったワックス被膜…
傷もつきやすくなっていて、傷が非常に目立ちました。
ワックスを剥離する目安とは?
写真の現場を例にあげますと、まず黒ずんでしまったワックスの上から、もう一度ワックスを塗布しても、黒ずみが取れてキレイになることはありません…
ワックスの皮膜表面についたキズも、新しくワックスを塗布してもそのまま残ってしまう上、余計目立つようになります。
あとは…おそらくワックスを塗る前処理のタオルで水拭きの段階で、ワックス被膜がはがれてくることが考えられます。
そして僕が一番怖れるのが…強行してワックスを塗ろうとした場合、新しいワックスの液体が壊れかけのワックス被膜を溶かして、浮いてくることでしょうか…
消しゴムのカスが出るかのように、モップの動きに合わせてワックス被膜がはがれる場合があるんですよ…
黒ずみ、傷、隅々のゴミが目立つようになってきましたら、そろそろワックスをはがす作業=ワックス剥離を考える時期です。
最後に…
今回は油がワックスの皮膜に浸透していて、被膜自体がアウトな状態でした。
実は、ヤニ汚れがきつい現場でも似たようなワックス被膜の劣化が起こる場合があります。
油汚れ、ヤニ汚れともに、油用洗剤やアルカリ性洗剤が有効なわけですが、ワックスはアルカリ性が苦手なんですよね…
普段の手入れ方法としては、薄めた中性洗剤で油分をこまめに除去することで、ワックスの黒ずみや劣化を遅らせることができます。
ただ、ワックスを塗ったからには、いつかはワックスをはがさないといけない日がくることを、頭の片隅にでも置いといてくださいね!
もしワックスをはがすことを考える時が来たなら、おそうじ本舗のような大手の業者に依頼することをおすすめします。
なにかあった時など、きっちりと保険対応してくれますしね。
中には責任も取らずに逃げていくような悪徳業者も存在します。。。
業者選びには充分注意してくださいね!
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お掃除の参考になりましたでしょうか…
どうもありがとうございました!!