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お掃除しましょ!

お掃除に必要な洗剤の知識を掃除屋がお話します♪

どうもこんにちは! Terryです!

 

朝晩と過ごしやすい気温ですが、昼間はまだ暑いですね~。

今日も前回に引き続き、洗剤のことを綴ります。

 

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いまさらながら、洗剤とは・・・?

洗剤の目的とは、水だけでは落としづらい油や無機質汚れを除去することで、作業効率をアップさせ、おそうじの手間を簡略化させます。

汚れを分離させたり溶かすのは水の役割ですが、水の洗浄する機能を助けるためのものが洗剤です。

油用洗剤を例に挙げてみますと、水は表面張力が強いため物に浸透する力が弱いのですが、水の表面張力を弱める界面活性剤を加えることで、油の中に水が浸透し洗浄面から除去しやすくなります。

 

 

洗剤の成分は?

界面活性剤

水の表面張力を弱めて汚れに水を浸透させ、汚れを除去しやすくします。

さらには、対象物に汚れをつきにくくする作用もありますね。

カチオン性活性剤、アニオン活性剤など種類は多いです。

 

 

助剤

界面活性剤の力を助け、酸やアルカリの作用で洗浄力をさらに高めます。

苛性ソーダ 炭酸ソーダ 珪酸 リン酸などがあります。

 

 

その他

特殊な効能を持たせるために、溶剤 研磨剤 蛍光剤 消泡剤 再汚染防止剤 などが入っている場合があります。

 

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洗剤の種類

洗剤

界面活性剤の力で汚れをおとします。

酸やアルカリなどの助剤を加えたものを、合成洗剤といいます。

 

 

洗浄剤

酸やアルカリの力で汚れを落とします。

洗浄力が強力なものが多いので、目立たないところで試してみることをおすすめします。

 

 

研磨剤

粉末タイプ、クリームタイプ、半ねりタイプがあり、界面活性剤に研磨剤が助剤として含まれています。

対象物の表面を削って傷をつけてしまうので、どうしても取れない汚れに対して使うのがベストです。

台所で使うアルカリ性のものが多いですが、浴室やトイレ用のリン酸配合の酸性のものもあります。

 

 

溶剤

ラッカーシンナー、ペイント薄め液(塗料用シンナー)、エタノールなどです。

シールをはがしたり、素材についた塗装やペンキをはがすのに使います。

溶剤の強さは、ラッカーシンナー>ペイント薄め液>エタノールです。

 

素材自体を傷める恐れがありますので、見えない箇所でテストしてから使用することをおすすめします。

キッチン流しのステンレスはラッカーシンナーで黒く焼けてしまいますし、洗面台のパネルはラッカーシンナーやペイント薄め液では溶けてしまいます。特にプラスチックなど樹脂に使う時には注意が必要です。

 

最近では、オレンジオイルベースのシールはがしなんかも出回っています。素材には優しめでシールはがし効果はバッチリなので、試してみるのも面白いかもしれませんね。

 

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漂白剤

酸素を加えて白くする酸化型には塩素系と酸素系があり、酸素を除き白くするのが還元型です。

 

塩素系漂白剤

カビ取りに強い効果があります。除菌や消臭効果もあり、台所の漂白に使われます。

色落ちするものには使わないほうがいいですね。

ノロウイルスに効果があります。

強いアルカリ性ですので、対象物への注意が必要です。木質、表面加工されていない金属、塗装面に使わないように気をつけてください。

ビニールクロス(壁紙)に使用すると、後々緑色に変色する恐れがあります。

 

酸素系漂白剤

色ものの洗濯用漂白剤です。

色つきのビニールクロス(壁紙)のカビ取りに使えます。

 

 

還元系漂白剤

鉄分による黄ばみやサビを除去するのに使えます。

お湯と併用で効果があります。

塩素系漂白剤による黄変を白く戻す効果があります。

 

 

最後に

いや~、なにげなく使っている洗剤ですが、掘り出してみると…なかなか奥深いですね…

少し洗剤を知ることで、おそうじの簡略化ができるようになっていただけると、僕はうれしいです♪

 

今日もありがとうございました!

 

 

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