どうもこんにちは! Terryです!
最近おそうじネタを毎日更新しています。
昨日、久しぶりに下積み時代のネタ帳を開いてみたのですが、親方に怒鳴られたことや失敗して嫌な汗をかいたこと…いろんなことを思い出して、胸がいっぱいになりました(笑)
さて、今日からは洗剤について綴っていきます。
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洗剤を使う時の注意点!!
え、洗剤に注意点なんかあるの??
よく聞かれますが…あります!!!
油汚れ用洗剤って書いてあるからスポンジにつけてこすっちゃお~♪ っていうのは、ものすごく怖いです…
使用上の注意を良く読む!!
まぜるなきけん!!
とか
酸性タイプと混ぜない!!
と書かれたラベルを見たことはありませんか?
まずは洗剤ボトルのラベルをよく読んで、酸性なのか中性なのかアルカリ性なのか、はたまた塩素系なのかをきっちり確かめてください。
塩素系洗剤と酸性洗剤をまぜると、有害な塩素ガスが発生します…
じつは僕、清掃業界に入って初めての浴室そうじで、塩素ガスを発生させた苦い経験があります。
最初に土壁タイプの壁面に塩素を塗ってカビの黒ずみを漂白し、充分に水をかけ塩素を洗い流してから弱酸性の浴室洗剤を使ったつもりだったのですが、、、あきらかに今までと違うにおいがたちこめ、全く息が吸い込めなくなり、同行していた先輩に服の襟首を引っ張ってもらって助けられました…
今思うと、作業員としての知識は持っていたにもかかわらず、充分に洗い流したつもりだった塩素が、土壁に吸われてしまっていて充分に流しきれていなかったのが原因なのですが、使った浴室洗剤がさらに強い酸性だったらどうなっていたことか…一人で作業していたらその後どうなっていたのか…
想像したらゾっとします…
洗剤をまぜ合わせて使うのは、相乗効果とはならず効果を打ち消しあってしまったり、塩素ガスのような危険物質を作ることがある
ので、基本的に避けましょうね。
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液性の区分と使う汚れ
液性とはなんじゃらほい?って方もいるかもしれませんが、液性とは酸性やアルカリ性の強さのことです。
酸性(ph0~ph3)
サビ カルキ 水アカ などの無機質汚れに使います。
トイレ用洗剤に使用されますね。
塩素とまぜると、塩素ガスが発生するので注意が必要です。
塩酸やリン酸ベースのものがありますが、使う場合は手袋必須でお願いします。
僕は過去に、素手のままハケで酸性洗剤を塗っていて、爪のはえぎわから体内に酸が入ったことがあります…
皮膚がだんだん黄色に変色してきてジンジンと痛み出します…
数日後、まるで化膿したかのように膿がでて変色と痛みは消えました。
注意が必要です…
肌についた場合は、すぐに水で洗い流してください。
あと、プラスチック製品に使うと、表面を侵し色抜けする場合がありますので気をつけてください。
弱酸性(ph3~ph6)
身体からでた汚れ(脂肪分など) 石鹸カスなどの汚れを落とします。
主に浴室用洗剤などですかね。
塩素系とまぜると塩素ガスが発生するので注意が必要です。
中性(ph6~ph8)
食器汚れ 軽い汚れを落とします。
洗剤としてはやさしい効き目かもしれませんが、対象素材に及ぼす影響は一番少なく、使いやすいものが多いですね。
主成分は界面活性剤です。
スーパーやホームセンターで売られている洗剤は、中性のものが意外と多く、トイレ用やおふろ用の物もあります。
弱アルカリ性(ph8~ph11)
多目的に使える万能洗剤です。
ガラス洗剤や住宅洗剤などです。
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アルカリ性(ph11~ph14)
換気扇やレンジまわりの油落とし洗剤です。
レンジフードの塗装面にアルカリ洗剤をつけたままにしておくと、塗装の表面が破壊され塗装がはがれてくることがあります。
こまめに拭き取るのがポイントですね。。
肌についた場合はすぐに大量の水で洗い流してください。
そのままにしておくと、薬品やけどと言って かさぶたや水ぶくれができる場合がありますので使用には注意が必要です。
最後に
かなりオタッキーなことを書いてしまったかもしれませんね…汗
ph(ペーハー)なんて、本当に久しぶりに聞いた響きですが(笑)、少しでもおそうじの時間短縮に役立てればうれしいですね♫
明日も洗剤について綴っていきます。
ではまた明日♪
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