どうもこんんちは! Terryです!
家を建て替えて3年がたちました。
あれこれ考えながらチョイスした建材が、3年たってどうだったか…
反省と忘備録を兼ねて綴っていきます。
しっくい壁と無垢床のメリット・デメリット
写真はウチの玄関です。
僕の家は内見会をするするという約束のもと、建設会社主導で建てられました。
なので集客目的な部分も多く、かなり奇抜です(笑)
僕自身お金があるわけでなく(笑)、住宅ローンもそんなに多く借りれたわけではないのですが、内見会をするために見た目だけはそれなりになるようなものを使ってくれたようです。
一応、壁には漆喰(しっくい)を…、床にはラバーウッド(ゴムの木)の無垢材が貼られています。
実はですね、僕自身は漆喰壁も無垢の床材もなるべくならお断りしたかった…というのが本音です。
まず漆喰壁も無垢の床も後々を考えると、お掃除がしにくいうえにリフォームなどもやりにくい!
そして、漆喰や無垢材を使うことで固定資産税が高くなる場合がある!!ということです。
漆喰の壁のメリット・デメリット
木造の家は、建てられて数年の間にどうしても家自体が動いてしまうようです。
近くの道路に大きなクルマが通って地面がゆれる、木材の水分が抜け木材がやせる、そして地震などなど…
3年住んでみて、下地の石膏ボードが揺れたのが原因なのか、石膏ボードの継ぎ目の部分で表面の漆喰にひびが入ってしまっているところがあります。
家を建てる前に砕いた石をいれて地盤改良して土地自体を固めていますし、建築会社も漆喰壁にヒビが走るなんて思ってもなかったのではないでしょうか。
漆喰自体は湿気を吸ったり呼吸をする性質があるそうなのですが、付着してしまった汚れやカビを落とすのはかなり難儀なシロモノです。
見た目は高級そうにみえますがね、、、
クロス(壁紙)のほうが洗剤をつけてタオルでこすったり(材質によってはNGなものも)、貼り替えれたりリフォームが手軽な部分もありますし、掃除屋の僕的にはクロスの方がおすすめかなぁと…
ちなみに漆喰用の塗料なるものも存在しているらしく、どうしても落ちない汚れなどの場合は、上から塗装をする手もあるのだとか…
うーん… 塗料が飛んだり落ちたりしないようにする養生が大変そうですね…(^-^;
ラバーウッド(ゴムの木)の無垢床のメリット・デメリット
一応古民家を意識しまして、ラバーウッドの上に天然塗料である”リボス”という塗料のブラックを塗ってもらいました。
このラバーウッドがクセものでして、塗料がのりやすいモノとのりにくいモノの差がでかく、色ムラのように見える部分もあります。
僕はブラックをチョイスしたのですが、もう少し薄い色を選ぶならば、色ムラももう少しマシになるのかもしれません。
あと無垢材はついたキズが味になる…という人もいますが、逆に考えるとキズがつきやすい床材だと思っていいと思います。
神経質な人は、敬遠したほうがいいでしょうね。。。
この無垢材の手入れですが、乾いた紙モップで乾拭きしてください!と建設会社に言われました。
水分に関しては、木の性質的にも要注意ですし、リボスという塗料的にもNGだそうです。
梅雨時に隅に白いカビが少し生えてしまいまして、ダメだとわかっていたのですが消毒がてらエタノールでカビを拭きとってみました。
案の定、リボスが少し溶けたようです…
水分をこぼしたり乾拭きで落ちない汚れの対処はどうしたらいいものなのか、僕もまだ試行錯誤しているところです…
お掃除ということを考えると、無垢床より既成品のフローリング材のほうがお掃除しやすいでしょうね。
ただ3年住んでみてわかったことは、寒い時期には既成のフローリング材より無垢床のほうがかなり暖かく感じることができます。
フローリング材の方が底冷えを感じましたね。
最後に…
家を建てる前に頭で考えてチョイスした建材でも、実際に住んでみると違った側面があったり、僕自身も勉強になりました。
家は人生の中で、一番大きな買い物となる場合も多いと思います。
何を一番に比重を置いて、新しく建てる”家”を考えるのか…
新築で建ててから段々価値は落ちてゆくし家は負債だよ…なんて人もいますしね…
家をどう考えるのか…それはあなたの考える未来の自分自身次第なのではないでしょうか…
参考になりましたでしょうか。
どうもありがとうございました!!