どうもこんにちは! Terryです!
僕は引っ越し後のお部屋のお掃除、原状回復工事のクリーニングを本業にしているわけですが、たまにキッチンのお流しの下の底板や洗面台下の底板の塗装のお仕事が不随されてきます。
配管の根本に防臭キャップが取り付けられていない場合など、配管内のガスが上がってきて底板を腐食するみたいです。
腐食して塗装がはがれてきているから塗装してよ!ってことなのですが…だいたいシャツやズボンに塗料を飛ばしてしまいます…汗
というわけで…今回はシャツについた塗料の落とし方について綴っていきます。
付いた塗料を溶剤で溶かす!
まず最初に…アクリルやアセテートの生地は溶剤の影響を非常に受けてしまいます。
なのでアクリルやアセテートは、クリー二ング店へ持ち込んでください! すみません…
さて、溶剤は水性塗料も油性塗料も落としてくれます。
シャツの下にタオルを敷き、付いた塗料に除光液など溶剤をかけて別のタオルで拭いてください。
多めの溶剤を使い洗い流す感じで塗料を溶かしていくのが良いでしょう。
歯ブラシの毛先、いらなくなったタオルの切れはしなどを使い、繊維に入りこんだ塗料を溶かしていってください。
少量の溶剤でなんとかしようとがんばってみても、溶けた塗料が再び繊維の中に入り込むことが多いですね。
塗料を溶かすという点では、水性も油性もラッカーうすめ液(ラッカーシンナー)が強力です。
新築一軒家の美装なんかでも対象物の建材を考慮しながらですが、飛び散った塗装やコーキングの処理に使っていました。
ただし、脂分まで溶かしてしまうために手の表面の荒れがすごいことになります…
おでこや鼻を触って脂をつけるか、ハンドクリームで油脂を加えるか…
男がハンドクリームって、なんか肌荒れみたいで嫌なんですけどね(笑)
マニキュアをはがす時の除光液もラッカーうすめ液と同等の溶解力だと思っていいでしょう。
二つとも少し独特のニオイが漂いますので、お部屋の換気には気をつけてくださいね!
塗料をもんで落とす!
え??という話ではあるのですが…(笑)
全ての生地に通用するわけではないのです。
特に綿はきついかもしれません…
水性にしろ油性にしろ固まってしまった塗料は、カチカチに固まってしまっているのですが、生地をもむ…つまり生地を押したり曲げたり折り曲げたりする動きに、塗料はついてこれないわけですね!
結果、塗料の固まりの表面にひびが生じてきてぽろぽろ取れだします。
さらにもみ続けてほぼ塗料がとれてしまえば万々歳ですが、塗料の固まりにひびが入った…くらいでしたらそこにベンジンをかけて、浸透させてはがしてみてください。
最後に…
塗料を溶解する剥離剤なるものも存在しているのですが、、、
僕はこの剥離剤でヤケドをして水ぶくれになったことがあるので、今回は書くのを見送りました。
強アルカリ性なのですが、生地自体を傷めてしまいますしね…
塗料の取り方を書いてみましたが、極論を言ってしまいますと…衣服に塗料は付けるな!!ということですね(笑)
ぶっちゃけ落とすのは大変ですわ…
今回はこのへんで。
どうもありがとうございました!!