どうもこんにちは! Terryです!
前回、前々回と弱アルカリの性質を持った”重曹”について書きましたが、今回から酸性の性質を持つビネガー(お酢)について綴っていきます♪
まず酸性は、石けんかすや水あかなどのアルカリ性の汚れを中和する効果があります。
そしてビネガーは、いろいろな種類のお酒を酢酸菌で発酵させて作られます。
単純に一つの物質である重曹とは違い、国や地域で作られる酒の種類や収穫される作物の違いから、いろいろな種類のビネガーが存在します。
いろいろ種類があるビネガー(お酢)
果実酢
ぶどうから作ったお酒、つまりワインから作ったワインビネガーはビネガー(すっぱいワイン)という言葉の語源です。
また欧米では、昔から健康や美容に必要とされてきたアップルビネガー(りんご酢)があります。
果実から作ったビネガーを果実酢と言いまして、他にはバルサミコなどがあります。
果実酢の性質としましては、H3の弱酸性で、酸の残留はしないと言われています。
掃除、洗濯、衛生、美容に適しています。
穀物酢
米から作った酒、つまり日本酒から作った米酢など、穀物を原料に作った酢です。
他に純米酢、玄米酢、黒酢、モルトビネガーなどがあげられます。
なお、寿司酢など調味酢はお掃除には向きません。
穀物酢の性質はPH3の弱酸性で、酸の残留はしないと言われています。
掃除、洗濯、衛生、美容に適します。
クエン酸
レモンや梅干しの酸っぱさの元がクエン酸です。
薬局や食品専門店などで結晶として販売されていますし、レモンやすだちやかぼすを使う手もあります。
クエン酸の結晶は、水1カップに対しクエン酸小さじ1杯を入れよくかきまぜて溶かしてつかうとよいでしょう。
クエン酸の性質はPH2を示し、酸が残留すると言われています。
掃除、洗濯、美容、衛生だけでなく、消臭効果も期待できます。
最期に…
他にはマニアックなところで、アルコール酢、酒石酸、乳酸などがあげられますが、今回は軽く触れるだけにしますね。
今まで僕は掃除屋として、トイレで酸性洗剤を浴室で弱酸性洗剤を使ってきました。
水あかやカルキには対象物だけを考えながら塩酸やリン酸ベースの洗剤をチョイスしてきましたが、ナチュラルクリーニングでの酸性の使い方は、どうやら少し異なる感じです。
次回は、5つのビネガーの作用についてつづっていきますね~。
どうもありがとうございました!!